本多勝一 週刊金曜日 応援、侵略を考えるサイト

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週刊金曜日2011.11.18号ー世界を病ませた新自由主義

<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>   2011.11.18
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】今週号目次と次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
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 【1】注目の記事
■世界を病ませた 新自由主義
私たちは現在、大きく時代が変わりつつあるのを目撃している。
三十数年前、米英で始まった福祉削減と富裕者優遇税制、規制緩和、民営化等を特徴とする新自由主義的経済政策が、破綻を遂げて断末魔に喘いでいるのだ。何度かのバブル崩壊と金融危機を経験した後には、社会的格差の絶望的な拡大と膨大な財政赤字、雇用不安、産業基盤の弱体化、そして社会の荒廃と貧困が残された。
日本でも一時、「アングロサクソン経営」がもてはやされ、「サッチャー・レーガンの改革」がモデルであるかのような幻想が生まれた。その周回遅れの政策が小泉・竹中の「構造改革」だが、他国と同様に破綻に終わりながら、愚かにも民主党の野田内閣によって何の反省も克服する意識もないまま、引き継がれようとしている。
今こそ世界は忌まわしき時代に別れを告げ、より公正で平等な、雇用の安定も実現する社会を目指し、資本主義に対処しうる新たな経済システムを見出さねばならない。

弱肉強食か共生か政界再編が必要
米・官・大資本支配から脱却を 植草 一秀

新帝国主義的暴力の末期的状況
「99%」を餌食に延命図る 白井 聡

◆図解 新自由主義 生成から暴走への歩み
大企業優遇・格差拡大からカジノ金融資本主義へ
本山美彦・京都大学名誉教授に聞く
「餓鬼道」に墜ちた強欲資本主義の末路
内にあっては失業と経済格差、
外にあっては金融危機と投機をもたらす米国流の新自由主義──。
代表的反新自由主義論者の本山名誉教授にとってそれと対決すべき立脚点は何か。
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 【2】編集長コラム
編集長後記
 超格差社会を生んだと批判されている新自由主義思想は一言でいえば「小さな政府」、
二言でいえば「法の支配」と「市場経済」だろう。
 最近、この新自由主義の復権という声がまたぞろ聞こえてくる。
 ごく一部だが。新自由主義をきちんと実施していないから現在の混乱があるというが、効かない薬は効くまで飲めというサギ論法である。
 しかし、そもそも特定の思想を政策として完全に実施することは不可能である。
 可能だという主張は、理性万能で設計主義的である社会主義的発想だ。
 ハイエクら新自由主義者は、そういってマルクスやケインズを「大きな政府」だと批判したはずだが。
 そんなマルクスはかつて次のように行きすぎた資本主義を分析している。
ブルジョアジーは、支配権をにぎったところではどこでも、封建的、家父長制的、牧歌的な諸関係を、すべて破壊した」(『共産党宣言』大月書店)。階級的対立論にとどまらない視座がある。思想や政策はたいがい批判から生まれるが、過去との断絶はいけない。 (平井康嗣)
(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【3】今週号目次と次号予告
最新号目次はこちら↓ 
ホームページ上で一部全文公開しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【4】近刊のご案内
新・買ってはいけない8原発事故が引き起こした食品の放射能汚染 私たちのライフスタイルが問われています。
今回は個々の商品の検証はもちろん、要望の高い「買ってもいい商品」と「食品添加物の
見方と避け方」まで指南します。

貧困なる精神24集
 「英語」という“差別”  「原発」という“犯罪”  
 米国に心も命も収奪された日本人
日本が「英語」によって支配されている「隠れた差別問題」を指弾した「英語」帝国主義と、
原発という「想定されていた人災」を追及する論考・対談を2本柱に構成。
原発の問題は、今年(2011年)3月11日に発生した大震災以降、本誌で連載したものを所収。
また、本誌の編集委員でもあった筑紫哲也氏を追悼するために、筑紫氏も出席した
佐高信編集委員・椎名誠編集委員(当時)の両氏もまじえた対談を再録。
さらには、本多氏が子どものころに描いたマンガ原稿も公開しているが、そこには
「今ヤ日本ハアメリカニ降伏セリ」「以上デコレモ終ワリデスガ」という文字も・・・・・・。
刺激的で機知に富んだ評論・批評集。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【5】イベントのご案内
★反骨のルポライター 鎌田慧
 痛憤の現場を歩き現代を問う

 日時:11月26日(土)18時(開場17時半)
 場所:静岡労政会館大ホール
   (JR静岡駅7分)
 参加費:1000円(前売700円)
 主催:講演会実行委員会
 問合せ:054-284-2780(塚本)
 協賛:『週刊金曜日』

★東京大空襲・心をこわされた子どもたち
 --朗読とおはなしの夕べ--

 日時:11月26日(土)18時半~20時半(開場18時)
 場所:東京・全国教育文化会館 エデュカス東京7階
(JR市ヶ谷駅7分、メトロ麹町駅2分)
 参加費:1000円/主催:実行委員会
 問合せ:03-3511-5748(南北法律事務所)
 協賛:『週刊金曜日』

★若いジャーナリストと次世代に
 いま伝えたいこと
 講師:大田昌秀(元沖縄県知事)

 日時:11月25日(金)18時45~20時45
 場所:東京御茶ノ水・明治大学リバティタワー1階(JR御茶ノ水駅5分)
 参加費:1500円*割引あり
 主催:アジア記者クラブ・明治大学軍縮平和研究所
 問合せ:03-6423-2452(アジア記者クラブ)
 『週刊金曜日』協賛

★沖縄の若者たちによる舞台劇
「フクギの雫」
 -沖縄・宮森小学校米軍機墜落事故から52年-

 日時:12月3日(土)2回公演
   昼の部 15時半(開場15時)*解説あり
夜の部 18時(開場17時半)*大田昌秀元知事の講演あり
 場所:東京・文京シビック小ホール(地下鉄後楽園駅・春日駅すぐ)
 参加費:昼の部 3000円(前売2500円)
夜の部 3500円(前売3000円)*各回学割あり
 主催:実行委員会/問合せ:0493-22-3266(丸木美術館)
 『週刊金曜日』協賛

★レイバーフェスタ2011
 原発とたたかう文化
 演目:韓国映画「希望のバス」/朗読「父と暮らせば」/舞台「原発労働者」
ライブ「えぐれ笹島」/講演・樋口健二「被ばく労働最前線」ほか

 日時:12月4日(日)10時半~20時半
 場所:東京新宿・アールズアートコート(JR新大久保駅7分)
 参加費:2000円(前売1700円)*ほか割引あり
 主催:実行委員会(レイバーネット日本)
 問合せ:03-3530-8588
 『週刊金曜日』協賛

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俺の注目記事
・P4ナベツネ氏告発の背景に部数減ー読売巨人軍内紛劇
・P6三鷹事件44年ぶりに再審請求
・P32天ぷら粉を使わずしておいしい天ぷらは作れるのです
・P34ドキュメント「声を聞かせて」性犯罪被害者サポート電話 にのみやさをり
・P44非マスコミ紙誌から チェルノブイリの子どもたち 本当は村ごと移住しなければならなかった。89年あたりから(中略)鼻血を出す子どもが増えました。チェルノブイリ子ども基金
・P52-54山形国際ドキュメンタリー映画祭 震災と向き合って 罵られても事実を記録する
・貧困なる精神 山歩き・蜂の巣狩り・センブリ採取4 野生のセンブリが大群落になったわけとは 本多勝一
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