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本多勝一 週刊金曜日 応援、侵略を考えるサイト
本多さんの新しい日刊紙の創刊を応援、侵略を考える。 平和憲法が危ない、改憲を阻止、警戒しよう。 あなたは戦争に行きたいですか。
つぶされる芽なのか大きくなる芽なのか
週刊金曜日661号(2007.7.6)貧困なる精神330より引用。
つぶされる芽なのか大きくなる芽なのか-原寿雄さんと語る「ジャーナリズムとマスメディア情況」8
・(原)その関連でいえば、『北海道新聞』が沖縄密約確認のスクープの前に、警察の裏金摘発もやっていた。大キャンペーンをね。ジャーナリストは健在ですよ。昔は社も記者も、日ごろ世話になるサツ相手にこんな全面戦争なんてできなかった。
(略)
(原)東京の新聞はそっぽ向いて、『道新』独り孤立した状況でよくがんばったと思う。バックアップしてくれたのは警察幹部のOBたちの告白。昔のことを考えれば画期的だ。
(略)
(原)昔も今もとても難しい。〇三年に『高知新聞』『愛媛新聞』が取り組み、一二〇万部の『道新』で新聞社、編集局としてきちんとやったということが凄い。結末は警察権力によるリベンジで『道新』は〇六年一月、一種の詫び状記事を書いた。日本ジャーナリズム全体が警察にねじ伏せられて歴史的敗北に終わった形だが、一緒に闘おうとしなかった大手メディアの責任は重大だ。
(本多)日本の大新聞はいつもこうだ。連帯ができない。
(原)それから、政治圧力によるNHKの番組改変を追及した『朝日』の記事も、組織的な調査報道というところまでは言えないけれども、意欲的な仕事でしょう。
(略)
(原)関連して、あの「慰安婦」問題番組改変事件の人にも触れたい。僕も裁判を傍聴したが、永田浩三さんというチーフプロデューサーと、長井暁さんというディレクターの二人が相当な覚悟でなきゃ言えない証言を、きちんとしている。当然といえば当然の証言だけれど、普通のマスコミの人だったら、企業ににらまれるのを承知であそこまで証言できるのか。NHK経営陣のああいう空気の中で、相当な覚悟だと思う。
(略)
(原)そういう人も出ている。だから日本のジャーナリズムがちゃんとやっていけるような大事な芽は出ているんだ、全然芽がないわけじゃないんだと言いたい。
(本多)それはもちろんそうなんだけれど、そういう人がつぶされる過程での芽なのか、そこが問題。
(原)でも、結局結末は『朝日』の場合もNHKの場合も『道新』の場合も、人事処遇で処分じゃないけれども配転された。
(略)
(本多)結局は今のような新聞ではあまり希望を持てませんね。自衛隊のイラク派兵にしても、日米軍事体制の実態や憲法に鈍感だった新聞、既成事実に弱い体質。ジャーナリズムの定義というか、さっき言ったような体制権力の監視的な役割にしても、なぜ弱くなっていくのか。どうしてですか?
ーー(引用終わり)
引用記事の著作権は『週刊金曜日』および本多勝一さんにあります。

NHK番組改編問題 永田、長井氏証言
http://www.jca.apc.org/mekiki/vol22_1.htm

http://www.hokokyo.org/

テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

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